おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

どうする!ピアノの発表会

 毎年4月末にピアノの発表会があります。11月頃から曲決めの話し合いが先生と子どもたちの間で行われます。人気曲は奪い合いになるので、親は先生にラインで子どもの意思を伝えるという、取った取られたのもうものすごい騒ぎなのです。


 そして、12月から4月まで、ずっと発表会の課題曲に取り組むことになっています。(←いくらなんでも長すぎますよね~)1970年代にピアノを習ったお母さんとしては、バイエルが終わったら、ソナチネやってみたいな感じでビシバシやってきたので、「?」って感じです。
 だって、息子のテキストはまだ「バイエル」なんですもの。5年生でバイエルって、いくらなんでもペースが遅すぎませんか?


 でも、昨年はSNSで大ヒットしたChinozoさんの「グッバイ宣言」をやったし、一昨年は、映画「君の名」より「スパークル」、その前は映画「天気の子」の「グランドエスケープ」と「愛にできることはまだあるかい」とかけっこう難しい曲を弾きました。


 発表会では、テキストの数段上の、でも自分が弾きたいと思う曲に挑戦することが求められています。それがこの教室のウリです。


 さて来年の発表会はどうなるのでしょうか?


「ずっとポップスだったから、今度はクラシックやろうかな?


 ってことで、毎日、NHKのEテレでやっていたアニメ「クラシカロイド」の「ムジークコレクション」を聞いています。年中さんから聞きまくっているので、CDはボロボロです。


 クラシカロイドとは、ベートーベンやモーツァルト、リスト、ショパンら8人の楽聖のアンドロイド(?)で、時々、ムジークという魔法の音楽を発動して、音羽館の主、歌苗や地球を救ったりするというハチャメチャな内容です。


 ムジークは、楽聖たちの音楽を布袋寅泰さんやつんくさんたち錚々たるミュージシャンが編曲したもので、なかなか聞きごたえがあります。このアニメを通して、息子はクラシックにも興味を持つようになりました。


 最近はベトことベートーベンの「月光」のさわりを耳コピで弾いていました。でも、息子がやりたいのは、ベトのムジークであって、原曲ではないのが悩みの種。いくら探しても楽譜がありません(汗)



Song for the moon 〜月光より〜


 そんな話をしていたら、昨日、新海誠監督の新作「すずめの戸締り」公開のニュースが入ってきて…。新海監督がおっしゃるには、「君の名」「天気の子」を上回る会心の作らしいのです。で、楽曲にはまたしてもRadwimpsの名前が…



「やっぱり弾くならRadwimpsの野田さんだよね~」


 公開は11月11日。楽譜が手に入ればいいけれど…。
 お母さんとしては「たまには、クラシックきかせてよ~~」です(笑)