おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

問題の公園、行ったことあります(汗)

 日曜日の午後ぐらいから風邪っぽいなあと思っていたところ、どんどん悪化して「これはもしかしてコロナ?」と思い、火曜日の朝、息子と二人で検査をしました。


 幸い陰性でした~


 のどの痛みと頭痛と倦怠感がひどかったのですが、発熱はなかったのです。息子はその後、ものもらいができてお岩さんのようになってしまったので、いつものお医者へ行きました。


 頭痛は、ものもらいから来ているのか先生に聞いてみたら、
「う~ん。考えにくいね」


「そんなに具合悪いのかい?」
「そんなでもないです…。」
「ええ~、じゃあ学校行けたんじゃないの~?
「まあまあ、お母さん。頭痛って思春期に特有の症状なんですよ。息子さんも11歳。そういう年頃に入ったということでしょう。まあ、R君も鎮痛剤飲んでやり過ごすとか考えた方がいいと思うよ」


 思春期か~。身体にも心にもいろんな変化が現れるんだよと先生はいろいろ説明してくださいました。
 でも最後に
「ゲームのやりすぎとか寝不足はだめだよ~」
ちゃんと釘もさしてくださって、息子もこくんとうなずいていました(笑)


 で、久しぶりにテレビをつけたら、ある公園が「子どもの声がうるさい」という苦情によって閉鎖されるという事件が全国放送で流れてました~


 びっくりしました!


 だって息子が幼稚園時代に行ったことがあったからです。当時、息子は長野市中の公園を訪ねてみたいと言って、土日のほとんどの時間がそれに費やされていたからです。


 A公園って、それはそれは静かな公園でした。草取りもきれいにしてあって、気持ちのいい公園でした。そのころたしか本当に小さな小さな滑り台みたいなのがあって、息子はきゃきゃっと遊んでました。


遊具はこんなにたくさんはなく、誰もいないさびしい公園でした。


 でも、そんな素敵な環境なのに、人っ子一人いなくて、もったいないなあと思ったものです。


 ワイドショーを見て、「子どもの声がうるさい」と苦情が寄せられていたことを知り、あの時、怒られなくてよかった~と胸をなでおろしました。


 報道では、子どもの声がうるさいと言う方が非常識という感じになってますが、その昔、私が子どもに恵まれず悶々としていた時、小さな子どもの声がすると耳をふさぎたくなるほどつらかったことがあります。


 もしかしたら、苦情を言っている人の中にはかつての私のような人もいるかもしれないと思うと、一概に責められないなと思ってしまう私は少数派でしょうか…


 今では、子どもとギャーギャー騒ぎまくっている私ですが、若い頃子どもに恵まれないかもしれないと思い悩んだ経験があるので、公共の場では静かにするようにしています。
 世の中にはいろんな人がいますから。


 でも、「うるさい」と苦情を言っている人も、かつて自分が子どもだった頃を思い出して寛大な気持ちで今一度考えなおしてほしいとも思います。
 
 我が家の目の前にも遊具付きの公園はありますが、少子化のためか利用者は非常に少なく、子どもの声も殆んど聞こえません。というか、いま子持ちになったので、気にしないから聞こえないのでしょうかね。


 まあ、人それぞれいろいろな考えがあると思いますが、自分以外の考えもあるのだと各々が想像力を働かせて、気持ちよく過ごせる社会になるといいのですけどね。