おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

女の子の家に遊びに行ったら…(汗)

 「ちょっと行ってくる」と言って遊びに出かけた息子。いつもなら5時まで帰らないのに、20分ぐらいで帰ってきました。


 「どうしたの?」
 「友だちに借りた本返して、お礼のプラバン渡してきただけ…」
 「ふーん」


 手芸男子の息子、プラバンづくりに熱中していて、これが結構クラスのみんなに人気らしくて、先生の目をかいくぐって休み時間とかに配りまくっているようです。



 で、私と息子の会話はそれだけで終わったのですが、息子と一緒にお風呂に入ったお父さんからちょっと気になる話を聞かされました。


 息子が訪ねた先とは、じつは同級生の女の子の家だったのです。玄関からどうも家の中には彼女一人しかいないことがわかったので帰ってきたというのです。


 「告られたら、ヤバイと思って…」


なになに、告るって、どういうこと?


 お父さんに「Iちゃんとそういう関係なの?」と詰め寄ったら、Iちゃんの気持ちはわからないけれど、息子は「友だちだって言ってたよ」


 じつは先日、理科の授業でめだかや人間の生命の誕生について学んだ時に合わせて、念のためお母さんなりの性教育をしました。それは以下のサイトに書かれたものを参考にしました。けっこう科学的に説明しました。



 子どもは、結婚すれば自然にできるもんだと思っていた息子。(←まさかと思ったけど、本気でそう思っていたようです。)
面倒くさ~~~~??? もうぜったい結婚しないわ


 息子にとっては、衝撃的だったのでしょうね。ただでさえ、少子化が加速度的に進んでいるのに、結婚願望を男子から奪ってしまったかなと、ちょっとお国に対して申し訳なく思ったお母さんです…。


 そういう話の中で、息子なりに女の子とのつきあいは、いろいろ注意しなくちゃいけないことがあるんだなあと察知したようです。今回、女の子の家にあがらずに帰って来たのは正しい行動でした。まあ、男同士でも、親がいない家で遊ばないようには言ってましたが。とくにコロナ禍では、室内遊びはあまりしません。


 性に関する話は、これからも何度も何度も親子の間でしていくと思うけれど、小5の今の段階でしておいたのはよかったかなと思います。本格的に思春期に入ってしまったら、お互い気恥しいですしね。
 いまどき、幼稚園ぐらいから性教育を始めるのが常識のようで、上のサイトによるとむしろ遅すぎるくらい…。


 昨日、テレビで予期せぬ妊娠をしてしまった子どもたちがもっと早くに性の知識を知っておきたかったと思っているという調査報告をやっていました。欧米に比べて、日本は性教育があまり行われていないとか。息子には、うやむやにせずきちんと話しておきたいなと思いました。