ミライシードってどうなの?
最近、週末になると、学校からIpadを持ち帰って宿題に取り組む姿が見られるようになりました。
タブレットで勉強ってどうなんだろうと思いながら見ていたら、ミライシードというアプリを起動して算数のドリルパークというのをやり始めました。
もうクイズ解くみたいに、すいすいやっていくんですけどね、ぱたっと手が止まり、
「お母さ~ん、ちょっと来て」
と声がかかりました。
↑の答えは、3と5の公倍数を答えるべきなのか、5の倍数を4つ答えるべきなのでしょうか。
回答欄が4つあるので、5の倍数を息子は答えました。すると答えは✘。
「あーあ、ポイントつかなかった。なんだよ、これ~、おかしいよね、お父さん」
「この設問、日本語がなってない。どこだ、これ作っている会社は~~!」
ミライシードを作っているのは、ベネッセ(昔の進研ゼミ)です。この問題の質問の仕方はよくなかったと思います。
ミライシードって、ベネッセと仲良し(ズブズブとも言われていた)だった下村元文科大臣の時に導入されたソフトなんですけど、文科省の皆さん、ちゃんとチェックしているんでしょうかね。
この後、息子は日記をオクリンクというソフトで作成していました。画像やイラストを入れるのはとても便利で、まるで企画コンペのプレゼン用の資料みたいに出来上がりました。(ウィンドウズで作るパワポの資料みたいな感じかな。)
でもね、肝心の文字入力がテキストボックスに字数制限があってひどくやりにくそうでした。息子は何度も文章を消してしまい…。
「このソフト、クソだ~」
それと、漢字をどんどん変換してしまうので、漢字の練習がおろそかになってしまいます。
日記をオクリンクで提出させるのはいかがなものかと、私は思いました。日記はやっぱり手書きでしょ。
ミライシード導入とともに、書くタイプの算数ドリルもベネッセのものが使われるようになりました。先ほどのような設問ミスがあると、公立の小中学校の勉強をベネッセ頼みにしてしまって本当に大丈夫なのかなと少し心配になってしまった私です。
やっぱり、子どもの家庭学習は学校任せにしないで、ウチは「おかプリ」(お母さんプリント←自前のプリント)でサポートしていこうと改めて思いました。