おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

映画『テノール!』のMB14にはまるお母さん(笑)

 今日の体重は、53.6キロでした。もっと太っているかと思ったら、なんとか53キロ台でとどまっていました~(笑) ダイエットの始めが56キロですからね、まあ、よかった、よかった!


 さて、今年の夏休みは、私が体調不良のためお父さんと息子の男二人で東北へ。その間、お友だちと映画を見てきました~(笑)


 眼底出血が怖くて、外にでるのが億劫だったのですが、見てきてよかったです~


 フランス映画『テノール! 人生はハーモニー』最高でした~!


上は、映画のポスターです。オペラ座の中が絢爛豪華ですごいんです~


 移民系のフリーター、アントワーヌという青年が、寿司の配達でパリ・オペラ座のオペラアカデミーを訪れた際、生徒から寿司野郎とからかわれた仕返しにオペラ歌手の真似をしたところ、その美声をオペラ教師にみそめられてレッスンを受けることに…。


 自分が生まれ育った貧しい境涯とオペラ座に出入りするエリート層との間で悩みもがきながらも、オペラの才能を育て、やがて開花させていくというサクセスストーリーです。


 昔々、フランスを旅行した時、オペラ座の周りをぐるっと一周しました。あの時はルーブルやオルセーなど美術館目当てだったので、オペラ座の中に入ることはなかったけど、行っておけばよかったなあ~



映画『テノール! 人生はハーモニー』予告編


 クラシックは好きですが、オペラとなると言葉の壁もあってちょっと敬遠していましたが、この映画に出てくる曲はとっても有名な曲ばかり~


 ヴェルディの「リゴレット」「乾杯の歌」、プッチーニの「蝶々夫人~ある晴れた日に」「トゥーランドット~誰も寝てはならぬ」…


 主人公のアントワーヌを演じるのがMB14(エム・ビー・フォーティーン)というヒューマンビートボクサーなんですが、学生時代に演劇や合唱をやっていただけあって、演技も歌も上手で、なおかつ容貌もなかなか素敵なもんで、年甲斐もなく…一目で虜になってしまいました(笑)


 それと、途中ちょこっと本物のオペラ歌手が出てくるのですが、これがロベルト・アラーニャというテノール歌手。もともとオペラの世界に入る前は、ナイトクラブでポップスを歌っていて、独学でオペラを学んだと言う稀有な人物。



『テノール!人生はハーモニー』本編映像 リゴレットを歌うロベルト・アラーニャ【6/9(金)全国順次公開】


 その経歴がアントワーヌと重なる部分もあって、Spotifyでアルバム等を探してはニヤニヤしながら聞いてます。


 ウチの息子は、最近ヒューマンビートボックスにもはまって、耳元でブーブーうるせえなあ! と思っておりましたが、MB14のビートボックスは奥が深くてもうしびれます~



【和訳】全ての音をその場で作り一曲に!MB14の驚異的なビートボックス🎛 | BGT 2023


 今度は息子と一緒に『テノール!』を見に行きたいと思い誘ってますが、MB14をライバル視するような態度に出てきまして、ムリかな(笑)


 まっ、お子ちゃまには、まだ彼の魅力はわかんないよね~~ わかってたまるかと思いつつ、MB14の歌声に癒されるお母さんです(笑)