おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

ママ友は作らない主義

 40代中盤で子どもを産んだ私。幼稚園で年齢を知られた時、あるお母さんから
「おばあちゃんと同い年だわ~」
って、驚かれた経験があります。


 それがトラウマ(?)になり、以来ママ友は作らないことにしました。


 だから、上のイラストのような会合に出たことありません(笑)


 子どもは男の子だし、幼稚園時代はママ友なんていなくても全然平気でした。公園や子育て支援センターで二言三言交わすぐらいの付き合いはしましたが、なんとかなるものです。


 もっぱら両隣の奥さんが情報源。ちょうど一つ年上のお姉ちゃんがいるので、林間学校のバッグの大きさとか服装とか、PTAの役員選びなんかについてもなんでも相談してきました。あくまでもママ友ではなく、ご近所づきあい。まあ、冠婚葬祭でお香典をやりとりすることもあるけれど、ここは新興住宅地なのでちょっとした菓子折りを持ってご挨拶するぐらいです。


 ところが、息子が高学年になって状況に変化が…。今までは男子とばかり遊んでいた息子に女友だちが増えてきたのです。
 隣のSちゃん然り。昨日は、同級生のKちゃん、Rちゃんの家にお呼ばれしました。
 女子を持つ隣のお母さんからは、
「女の子同士の付き合いは結構大変よ」
と話を聞かされていただけにげんなり。


 まず、遊びに行かせるときは、お菓子持参なんだそうです。集まる人数分必要なんですって。男子同士ならお菓子なんていりません。水筒もっていって、公園に集まって騒ぐだけ。お菓子なんか持っていけばもう取り合いになってしまって大変な騒ぎです。


 そして、5回に1度ぐらいは家に女子友だちをご招待しなければいけないという暗黙のルールがあるらしいのです。今回、息子はお呼ばれしましたので、あと4回呼ばれたら、ウチに招待しなければならないようです。


 昨日招待された時、息子には水筒を持っていくように言ったのですが、
「飲み物は、好みを聞かれて、もうRちゃん家で用意されてるみたいだから要らない」


 ってことは、ウチに彼女たちを招待するときは、先方の好みを聞いてジュースなり飲み物を用意しなければいけないってわけです。
 なんと、面倒くさい!


「男だけでつきあうわけにはいかないの~?」
「だってさ、呼ばれちゃったんだから仕方ないじゃん、ゲーム仲間だし。プラバン交換しているしさ」


 手芸男子でボタン付けやってもらえてうれしいなあなんて浮かれている場合ではないのです。手芸男子っていうか、ウチの子みたいな男子、女子力高めで女子にモテるんですね。最初は嬉しかったけれど、なんだか面倒くさいほうが先立ってしまうお母さんです。


 で、昨日息子が意味深なことを言いました。
嫁姑って仲悪いんだってね。将来ウチは大丈夫かな~


 ああ、おぞましい~。今から嫁姑問題なんか持ち出すなよ~、ったくもう!