おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

気味が悪いほどいい子

 昨日、息子は帰ってくるなり、コスモスを一輪差し出して
「体調が悪いのがよくなりますようにと思って公園で摘んできたよ~」
「わぁ~ 嬉しい。ありがとう…。
なんか戸惑ってしまう私。


 低学年の頃はよく花束を作ってプレゼントしてくれたけれど、最近はこういうことはまったくなかったのでびっくりしました。



 知り合いの陶芸家から貰った花瓶に差して飾りました。一輪挿しに飾るべきだったけど、まあいいか(笑)作ったのは本間友幸さん。



 薔薇貫入という独自の技法を編み出して素敵な焼き物を次々と世に送り出している方なんですが、花瓶は私が結婚するときのお祝いにいただいたもの。薔薇貫入ではありませんが…、気に入ってます。


 それはさておき、昨日の息子は気味が悪いほどいい子でした(汗)遊びから帰ってきておやつを食べ終わると、宿題もピアノの練習も早め早めに終わらせてしまいました。いつもならすぐ2階にこもってしまうのに、私に妙にべたべたして一緒にテレビや動画を見てじゃれて遊びました。


 あ~、こんなのいつぶりだろう? 


 飲み会から帰宅したお父さんによれば、息子も
「今日のお母さん、気味が悪いほどやさしいんだよ~」


 えっ、いつもの私ってそんなにガミガミしていたのかと反省しましたが、それにしても息子も超いい子だったんです。


 お父さんの帰りが遅い夜だったからでしょうか。いつもはなんでもお父さんにおんぶにだっこの私たち。だから、お父さんがいない夜をなんとなく支え合って、力を合わせて楽しいものにしなければと思ったのかもしれません。


「けっきょく、俺さえいなければ、このウチはうまくいくということだな!」
と、お父さんは苦笑していましたが。


 いやいや、お父さんあっての我が家だということを再認識しました。お父さんの存在ってすごく大きいんですね、お母さんにとっても、子どもにとっても。それがわかった一日でした。お父さん、いつもありがとう!