おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

習い事にはやめ時がある。

 小5になって、中学受験をめざす同級生が出てきたり、お母さんたちが本格的に仕事を始めたようでかぎっ子(←こういう言い方今もあるんでしょうか?)が増えたりと、息子を取り巻く環境がだいぶ変わってきたようです。


 2学期になって、年中さんから週2でやってきたサッカー教室を週1に減らしたいと言い出しました。勉強も難しくなってきて成績も下がったから、焦りがあるのかなあなんて軽く考えていました。



 親としては、せっかく長年やってきたのだから、中学でもチームで活躍できるようもうちょっと続ければいいのにと…思って、だましだまし週2で続けさせてきました。


 でも、先週1週間学校を休んだことで、本当に週1にしようと決めたようです。


 理由を聞くと…。


「サッカーをやっていた時、きれいな音楽が聞こえてきたんだよ。あれなんだろうって思って…。やっぱり本当にやりたいのはピアノかなって思ったんだ」



 サッカー教室は地元の高校のグラウンドを借りてやっています。たぶん聞こえてきたのは吹奏楽部の練習じゃないかと思います。
 ピアノとサッカー、どちらが好きって聞かれたら、同じぐらいと今までは言ってましたが、吹奏楽の音色を聞いて、本当にやりたいものがどうやら見つかったようです。


 ピアノは年年少から始めて、今ではアニメの曲とかを耳コピでアレンジして弾いています。そういうことができるようになって、ますます音楽の魅力に引き込まれているようです。


 習い事にはやめ時があるとは聞いていましたが、そろそろその時が迫りつつあるようです。
 親としては、サッカーも頑張っていただけにもったいなくて仕方ありません。


「続けられないの~?」


 でも、息子の決断を尊重しなきゃいけませんね。親の欲は封印ですね。