おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

診察で問われたコミュニケーション力

 月曜から今日まで頭痛と倦怠感で、息子は学校を欠席しています。
 もう朝起きた時点から「頭いた~い! だる~い!」と言って、布団被って寝ています。というか毎日、お昼まで爆睡です。(←まさかずる休みじゃないよね。息子を信じているけど…)


 夏の疲れかな~なんてのん気に構えていたお母さんもそろそろ心配になってきて、医者へ行って来ました。(←ものすごくのん気…)


 最初に看護師さんによる問診がありました。しつこくしつこく「コロナの可能性はないですか?」と聞かれてもう辟易しましたけどね…(笑)
 倦怠感と頭痛というのが、コロナの後遺症にものすごくあてはまってしまうので、看護師さんはここ数週間の間に発熱とかコロナの可能性がないか疑ったようです。




 で、しつこい問診から解放されて、ようやく診察室へ。


 やさしいやさしい先生です。
「どんなふうに頭が痛いんだい?」


「………。」


 息子数秒間何も答えず固まっています。人見知りなので、めったに合わないお医者様に対して話ができなかったようです。


 「黙ってないで、ガンガン痛いとか、何とか言いなさいよ」と横から口出す私。


 「あっ、お母さん、そういうのやめてください」
 びしっと言われてしまいました。


 息子は、母の言う通り「ガンガン痛いです」と…。


「あ~あ」と先生は大きなため息を一つ。
「ドックンドックンする? それともズキズキする? ズキンズキンかな? 頭が締め付けられるように痛い? それとも…」
 先生はいろんな言葉で頭の痛さを表現して、息子から答えを導きだそうとします。


左側がホワンホワンする感じで痛いです。寝ている時も、起きている時もずっと痛いです。」
 絞りだすような声でやっと息子は症状を話すことができました。


 先生は膝やいろんな所を棒みたいなもので叩いて反応を見たり、おなかを触ったり、瞳孔を見たり、血液検査もしてくれました。幸い頭には異常はないようで、痛み止めを処方されて帰ってきました。(←明日から学校行けるね♡)


 最近めったに病院にかかることがなかったので気づきませんでしたが、小学校高学年ともなると、自分の症状は自分で説明できて当たり前なんですね。
 こういう時に国語力が問われるなあと痛感しました。


 国語力というかコミュニケーション能力って、日常生活を円滑に送るために必要不可欠な能力ですよね。たとえ国語のテストでいい点とっても、生活のいろんな場面で人とコミュニケーション取れなきゃダメですよね。


 今日のお医者さんでの出来事を振り返りながら、日頃から読書をしたり、親子の会話の中でいろいろな表現や話し方を学んでおかないといけないなと感じました。


 ちなみにこの年頃の頭痛の原因№1は、ゲームやパソコン、スマホのやりすぎだそうです。反省いたしました。