おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

お母さんはいつも笑顔で!

 1学期の成績が振るわなかった息子。その原因は私にあります。


 春から夏にかけて何人かで手分けをしてする仕事があったのですが、他の人たちがあまり協力的ではなく、一人で抱え込んでしまい大変な思いをしました。


 仕事自体の大変さよりも、人間関係で食も細るほど悩み苦しみ、関係者のご本人たちに言えばよいものを外面がいいがゆえに、家族に毒を吐く日々が3か月ほど続きました。お父さんによれば、息子はその間ゲームに熱中し自分の気持ちは抑えて我慢していたようです。


 今振り返ると、食事もろくに作らず、お惣菜やカップ麺なんかを出していて…母として最低でした。あの頃の口癖は、「もうだめ」「辛い」「〇〇さんが憎い」。本当に汚い言葉を吐き散らして、家族に申し訳ないことをしました。



 最近、1週間頭痛と倦怠感で学校を欠席した息子。他人、とくに息子に対しては「あーしろ、こーしろ」と口やかましいのに、自分の行動には甘く言いたい放題の私。そんなお母さんを見て、息子はどう思ったでしょう。子どもは混乱し、私に幻滅。私に振り回されて疲れ果ててしまったのだと思います。身体の症状以外にも息子に異変を感じて『親と子の心のパイプは、うまく流れていますか?』(明橋大二著 1万年堂出版)を読み、いま親子関係を見直しているところです。


 そして、そんなタイミングで読んだsatofamily3様のブログの中の「僕の声を聞いて」という詩がとても心に刺さりました。



 母親から虐待を受けていたお子さんの心の叫びです。ウチの子も私の暴言を聞きながら、「僕を見てよ、お母さん」「前みたいに抱っこしてよ」と思っていたんじゃないかと思うと、本当に胸が張り裂けそうになりました。


 どんなに苦しいことがあっても、お母さんはいつも笑顔でいなければいけないと心を戒めました。


 satofamily3様、この詩を紹介して下さって本当にありがとうございます。