おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

ジャイアンとジャイ子(笑)

 息子が怖がっている男子がいます。その子のことを、ウチではジャイアンと呼んでます。お母さんも怖いなと思っているある保護者の方がいます。その方をジャイ子様と呼んでます(笑)


 ジャイアンは、体格も運動神経もよいのですが、ちょっとしたことで手を出す癖があるようで、ウチの子も低学年の頃、よく泣かされたものです。だから、息子はジャイアンにはできるだけ近寄らないように常日頃気をつけているのですが…。


 昨日、そのジャイアンが寄って来て、
「おい、Iがおまえのこと気になっているって言ってたぞ。」
「へっ?」
「よかったな~(笑)」

と言って、立ち去ったそうです。


「お母さん、Iちゃん僕のことどんなふうに気になっているのかな。わきの下が臭いとかだったら、いやだなあ~」


息子、鈍いですね~。大丈夫かい?


「気になってるってことは、好きってことよ~」
と言いかけて、その言葉を飲み込みました。


 ウチの子、ほんと鈍いんですよね~。でも、Iちゃんの気持ちをそっと教えてくれたジャイアンって、けっこういいヤツなんじゃないかな(笑)
そう言ったら、
「嫌だよ、ジャイアンなんか!」


 で、お母さんが苦手なジャイ子様はというと…。何やらお子様がお友だち同士のトラブルに巻き込まれたそうで、学校へ乗り込んで行って、校長、教頭、学年の先生と相手の保護者の方々と会議を開いたそうです。ひえ~こっわ~!

ジャイ子様のイメージです。もっと可愛いんですけどね(汗)


 ジャイ子様のお子様とウチの子、大の仲良しでして、私に対してもとてもよくして下さるのですが、何かあれば我が家にも火の粉がふりかかってくるんじゃないかと、その動向を注視する毎日です(汗)


 息子に言わせれば、ジャイ子様は見た目と違ってとてもやさしい方だそうで、「もっと仲良くしなよ」と言われますが…。


 息子がジャイアンを苦手なのと同様、私もジャイ子様は無理なのです(笑)


追記 これ読んだ息子が「お母さんもかなり、ジャイ子だな~」