がん手術から7か月…黒部ダムへ
昨年11月末に卵巣がんの手術をしてから、1月上旬にTC療法が始まり、なかなか遠出ができずにいたが、昨日、黒部ダムへ行ってきた。
息子は最初、「おかあさんは、無理だろ」って言ってたけど、私は、
「行くよ~ もう大丈夫だから」
ニラパリブ療法に入ってから体調がよく、ウォーキングも杖なしで1時間ほど歩けるようになったので遠出をしても大丈夫という自信があった。
扇沢から電気バスで黒部ダム駅まで行き、そこからダム展望台まで二百数十段の階段があり、100段登ったところで心臓がバクバク、息切れがして足が止まってしまった。
やっぱり体力、筋力がだいぶ落ちているんだなあと実感していると、息子が…
「こんなに重いリュックを背負っているからだよ~」と言って持ってくれた。
そうなのだ、もしもの時のためにと水筒、上着、除菌シート、日焼け止めなど、ありとあらゆるものをリュックに詰め込んでいたのだ。
身軽になったら、あとの100段はすいすいと登れてしまった。
展望台にたどり着き、眼の前に広がる眺望に心奪われ、がんになってからの苦しみ、辛さ、なにもかもが消えていく気がした。


黒部ダムは広いから汗もかくだろうと思い、ウィッグではなくバンダナ帽子を被って出かけた。満員のバスのなかで、そんないでたちの人は一人もいない。なんか違和感あるかなあと心配したが、レストハウスでも売店でも、誰一人私の頭に注目する人はいなかった。
TC療法中は、免疫力が低下するので、外食を避けていたが、昨日は満席のレストハウスでダムカレーを堪能した。おいしかった~

唐揚入りダムカレー

冷たくて爽やかなハサイダー
もちろんゼジューラを服用しても白血球や血小板が減少したり、免疫力は低下するけど、体調もいいし、ドクターも普通にしていて大丈夫って感じなので自由に行動できている。
とにかくものすごい解放感だった。空は快晴、ダム湖にかかる虹を見て、つくづく幸せだなあと思った。こんな日が来るなんて、がんを宣告された頃は思いもしなかった。
ときどきはこうしてプチ旅行を楽しみ、息抜きをしながら、がん根治めざして日々過ごしていきたいと思う💛