おかあさんの階段

私のがん治療と特性ありの息子を含めた家族の記録を綴ります。

デュロキセチンと牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)

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 先週の診察で、足のしびれに効く薬として、デュロキセチンと牛車腎気丸を出してもらった。


 デュロキセチンは本来は抗うつ剤として使われるが、末梢神経障害などの治療にも応用されている。かかりつけの精神科医にも効果があると言われたので、主治医にお願いした。

 

 主治医のパソコン画面を見ていたら、サインバルタ(デュロキセチンの商品名)30㎎と入力しているようだったので、精神科医の「20㎎までなら賛成する」という言葉を思い出し、慌てて


「先生、20㎎でお願いします~ 精神科のお医者さんから減薬が難しいクスリだと言われてますので…」


 と、でかい声で言ってしまった。あっ、気を悪くするかな~って思ったら…


 主治医はちょっと戸惑ったようだが、「そうですよね」と言って、20㎎の処方箋を書いてくれた。特段気を悪くした感じはなかったので、安堵した。


 そして続けざまに、夫から勧められていた牛車腎気丸の話を切り出した。がん専門医による動画配信にはまっている夫が、抗がん剤によるしびれに牛車腎気丸が効くという情報を仕入れてきて、私にしつこく「お願いしてみたら~」と言っていたのだ。


 デュロキセチン20㎎をお願いしたばかりでなんとなく気づまりだったが…思い切って話してみた。


 主治医によれば、牛車腎気丸は一昔前までよく使われたが、いまはデュロキセチンのほうが効果があると言われているということだった。


 それならデュロキセチン一本でいきますと返答したら、「いやいや、せっかくだから牛車腎気丸も出しますよ~」


 で、デュロキセチン20㎎と牛車腎気丸を1週間分処方してもらうことに…。


 薬局に行くと、薬剤師さんはお薬手帳を見ながら、「抗がん剤の副作用による痺れに対するお薬ですね~」と、「このお薬に関してはお任せください」とでも言いたげな表情でいろと説明してくれた。


 デュロキセチンの最大の副作用は吐き気。でも、1週間我慢して乗り切れば、あとは身体が慣れてなんともなくなるということだった。


 抗がん剤投与の時も吐き気が出ると脅され、またしても吐き気かと気が滅入ったが、飲んでみたら、私の場合は吐き気はまったくなく、それよりも強い眠気に1日中悩まされている。


 しかし、肝心の痺れは軽減したように思う。痺れが高じて痛くなっていた足が、少しはましになって一気に6000歩歩けるようになった。(これまでは朝夕2度歩いていた)それに地面を踏みしめている感覚も戻ってきた。


 車を運転するとき、ブレーキとアクセルを踏み間違えるんじゃないかとハラハラしていたが、そんな心配ももうしなくてよさそうだ。デュロキセチンと牛車腎気丸のどちらが効いているのかはよく分からないが、改善の兆しが見えてきてホッとした。

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