おかあさんの階段

私のがん治療と特性ありの息子を含めた家族の記録を綴ります。

ウィッグに目覚めた友人

kappa

 4回目の抗がん剤治療から1週間以上が経ち、足のしびれが少し和らいだ。初夏のような陽気に誘われて、ちょこちょこ近場をお出かけしている。


 昨日は、唯一私ががんであることをカミングアウトした友人と会って来た。知人から「美味しいコーヒーが飲めるよ」と紹介され行きたくてうずうずしていたカフェで1時間ほどおしゃべりしてきた。


 コーヒーは医師から刺激物だから飲まない方がいいと言われていたので、ハーブティーをチョイス。スイーツは、ブラッドオレンジを添えたパンナコッタだ。




 免疫力が低下しているので、一番空いている時間帯を選び、開店と同時にお店に入った。


 友人は開口一番、「あら、ウィッグに見えない。地毛みたいだね~」


 そうなのだ、強風でも吹いて乱れない限り、ウィッグだとは悟られない。友人は手を伸ばして髪を触り「人毛みたいね」と幾度もうなずいていた。


 値段を聞かれて「65,000円なんだけど、がん患者のためのアピアランスケア助成金ってのがあって、20,000円もらったから、45,000円で済んだんだよ」


 友人は、毎月美容院でカラーとカットをしてもらっている。その額なんと10,000円超。


「私、年間12万円も美容室に払っているんだ。ウィッグの方が安上がりだね~」


 そうなのだ! もちろん似合わせカットとかシャンプーやコンディショナーなど初期費用は15,000円位かかるし、メンテは必要だが…。ウィッグ屋さんに行くのは、せいぜい1か月おきぐらい。シャンプーも1週間から10日に1度ぐらいで十分。ドライヤーでセットする必要もなく、ぱぱっと頭にかぶせれば出来上がり。


 医療用ウィッグでなければ、数千円ぐらいのお安いものもある。


「髪染めるのも時間がかかって大変だし、私もウィッグにしよっかな~」


 いまは分け目とか白髪や髪が薄くなったところだけかぶるウィッグもたくさん出ている。もっと多くの人がウィッグを活用するようになれば、がん患者も人目を気にせずウィッグで堂々と出かけられる気がするのだが…。

 

 まずは友人をウィッグ仲間に引き入れようと思う💛

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