おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

サンタ信じる、信じない?

 私が小5の頃は、すでにサンタクロースのプレゼントは親が用意しているということを知っていました。
 しかし、息子はどうなんでしょうか。
「今年は、サンタさんに何をお願いしようかな?」


「なににするか早く決めないと、サンタさん困っちゃうよ~」
「なんでお母さんに言わなくちゃいけないの。子どもは、サンタさんと心が通じ合っているから念じればいいだけでしょ」


ええっ… マジで気づいていないのか?


 毎年、クリスマスツリーの下にジュースやコーヒー缶を置いておくと、翌朝からっぽになって、プレゼントが置いてあるという仕掛けをしておきました。


 へたくそな字で手紙を書いたこともあります。サンタはフィンランド人だから日本語が下手なのだとかなんとか言ってごまかしていました。そんな姑息な手を使い続けて10年。まんまとだまされてきたのでしょうか。



それとも、気づいていないふりをしているだけなのか?


「あんまり高いものはサンタさんも困っちゃうと思うのよね~」
「どうしてお母さんがそんなことまで心配するの?」
「だって世界中に子どもは何十億もいるんだよ~。サンタさん、そんなにお金あるかな?」


「サンタさんも、お店でおもちゃやプレゼントを買っているの?」


「そりゃそうでしょうが…」という言葉を飲み込みました。ああ、このまま話していると、サンタを信じている息子に、真実がバレてしまう(汗)


 でも、何がほしいのかだけは確認しておかないと…。焦るお母さん。


 どうやら今年はレゴが欲しいようで、お高いのよね~


「なんでお母さんがため息をつくの。サンタさんが買ってくれるからお母さんのおなかは痛まないでしょ~


 まあね、そうなんだけどさ、そろそろ気づいてよ(笑)と正直思ってしまったお母さんです。


 この話を取引先の奥さんに話すと、
「たぶん、知っていると思いますよ。一つでも多くプレゼントがほしいから信じてる振りをしているんじゃないかなあ」


 そうだとしたら、おぬしなかなかの策士よの~(笑)いつまで続くのかな? サンタいるいない問題でした。