おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

幻のピアノを弾いてきました~

 今日の体重は、51.9キロ。ちょっと痩せましたけど、朝からお出かけして、ちょっと食べすぎてしまったので、明日はたぶん太ると思います(笑) 1日中出かけたので、走れなかったし…。やばいです~


 息子が縄文カード収集のため、佐久方面に行ってまいりました。川上村と佐久穂町へ足を延ばしたのですが、カードコレクションとは別にちょっとラッキーな出来事がありました!


 なんと国内に3台しかないという幻のピアノを弾く幸運に恵まれたのです。そのピアノとは、佐久穂町茂来館という生涯学習センターにあるスタインベルク・ベルリン社のアップライトピアノです。

音色に魅了されて、写真を取り忘れました。お父さんのフェイスブックの画像でご勘弁をm(_ _"m)


 ホールには、昭和天皇即位を記念して、八千穂村の酒造会社さんが小学校に寄贈するために購入したというグランドピアノもあるそうです~ 



 スタインベルク・ベルリン社は1908年~1940年の32年間しかピアノを製造していなかったのですが、有名な指揮者、フルトヴェングラーにも愛されたという優れたピアノを製造したことで知られています。


 創業者の二人はユダヤ人だったため、第二次世界大戦中に、ナチスの支配から逃れるためイギリスに亡命。ピアノの製造はそこで途切れてしまいました。そのため、世界でも数えるほどしかこのメーカーのピアノは現存していないそうです。


 佐久穂町のこのアップライトピアノは、昨日、調律が済んだばかりとのことでした。恐る恐る、お父さんが「弾いてもいいですか?」と職員の方にお聞きしたところ、快くカバーを外して下さいました。


 息子は、4月末に開催される発表会で弾く「カナタハルカ」を弾きました。


「先生のところのグランドピアノとも違う音だったよ~ 鍵盤は重かったけれど、音はすごく柔らかくて素敵だった~」


 発表会会場にあるスタンウェイやピアノ教室のヤマハのグランドピアノとも違う、それはそれは温かみのある、でもキリッとした音色に思わずうっとり聞きほれてしまいました。


 ホールにあるグランドピアノは、ホール使用料さえ払えばだれでも弾くことができるそうです。ホール使用料は、町民以外の場合でも1600円~2000円ほど。私たちでも手が届きそうです。


 しかも、秋に誰でも参加可能なコンサートを開催予定だそうです。ピアノ好きな皆様、参加してみてはいかがですか。スケジュールは、夏ごろまでに佐久穂町のホームページに掲載されるそうです。


 とても素敵な音色です~ ぜひ全国の方々にも知っていただきたいと思います~ ストリートピアニストの方とか来てくれると盛り上がりそう~ 期待してます!