おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

映画「テノール!」を寅さんに例えるお父さん(笑)

 体重は、昨日が53.2キロ、今朝が52.7キロでした。スロジョグは毎日7キロ走ってます~


 日中は34~35℃と猛暑が続いておりますが、kappa地方の朝の気温は25℃程度。しかも風が吹いていて、走るのがとても楽になりました(笑)


 真夏も上は長袖Tシャツで、下は薄手のアンクル丈のパンツで走ってます。汗だくですけど、帰宅後水風呂につかると、生き返ります~


 さて、夏休み最後の日曜日、家族で映画「テノール!」を見てきました~

 友だちと見て感激したので、家族を誘ったわけですが…。


お母さん、ストーリーしゃべりすぎだよな~


 お父さんは、私が感動のあまりストーリーを暴露してしまったおかげで、いまひとつのめりこめなかったようです。ごめんなさーいm(__)m



映画『テノール! 人生はハーモニー』予告編


 で、お父さんに言わせると、MB14扮するアントワーヌというラッパーの青年は、日本で言えば、寅さんが住んでいるような下町育ち


 そんな青年が、オペラー日本で言えば、とか狂言ーの世界に入っていくような物語だと、お父さんはとらえたようです。


「オペラは、日本でいえば歌舞伎じゃないの?」と私が言うと、


「歌舞伎役者は、自分たちのことを河原乞食なんて言ってるぐらいだから、その辺がオペラの声楽家とは立場が違うようにかんじだなあ。だから能とか狂言の世界かなあと思った」


 弟を会計士にしようと学費を出していた兄が、違法ボクシングで荒稼ぎしているところなんかは、テキ屋稼業の寅さんに通じるものを感じたのでしょう。


 ラストで、声楽家になるためのオーディションを受ける弟のためにオペラ座に駆け付けて「さすが、俺の弟だー」と叫ぶシーンは感動しちゃったようですが…(笑)


 欧米の映画を見るとき、お父さんは日本文化と比較して考えるところがあって、「テノール!」も「男はつらいよ」にたとえられてしまって、お母さんとしては、何とも言えない微妙な気持ちになりました(笑)


 だってね、舞台はオペラ座ですよ~ フランスですよ~ それを東京の〇〇区あたりの下町だろ~って、それはないんじゃない???


 せっかく優雅な気持ちでオペラのアリアを聞いていたのになあ(笑)


 一方、息子は、最初MB14ビートボックスラップを馬鹿にしておりましたが、映画を見てオペラまで歌ってしまう才能に感銘を受けたようです。


「アルバムだしているのかな~? けっこうすごいヤツだね」


 9月からはピアノのレッスンを再開する息子。少しは刺激になったかなぁ~