おかあさんの階段

私のがん治療と特性ありの息子を含めた家族の記録を綴ります。

肝機能の数値が軒並み悪く…

kappa

 先週末、婦人科の診察があった。毎週採決をして、その結果をもとに診察が行われる。ここ数週間、血液検査の結果は、肝機能の悪化を示すものばかり。


 先々週からは肝機能障害を発症しやすいといわれるカロナールをはじめとする痛み止めや足のしびれを和らげる薬をやめたが、一向によくならない。


 しかも今回は、γ-GTPが200台に跳ね上がり、これを主治医は重く見た。


 「kappaさんの腫瘍は人の顔ぐらい大きかったし、リンパ節にも転移していました。卵巣がんは足が速いことで知られています。早め早めに手を打つ必要があります」


 足が速いとは、転移しやすい、再発しやすいと言う意味だ。


 肝臓がんなのか…


 もしそうならどうしよう?


 そんなに長くは生きられないかもしれない。楽天的なkappaもさすがにそういう思いにとらわれた。


 金曜日夕方、通院者が帰り支度をはじめる頃、超音波検査室に呼ばれた。肝臓に異常がないかどうか調べるためだ。いつもなら「検査は一週間後にまた」というのが常である主治医が、診察の翌日に検査の予約を入れたのは、それだけ事態が深刻なのだと思った。


 技師さんが、お腹を超音波プローブで念入りにこすっていく。手術の痕を滑らせるときは、「すみませんねえ」と言いながらプローブを当てる。ちょっと痛みを感じたが、手が止まると、「何か異常が見つかったか」とびくっとしてしまう。


 結果は今週の水曜日に主治医から告げられる。


 何事もないことを祈る。


 でも、今まで先生の悪い予言が不幸にも見事に当たってきたから、今回も肝臓には何かあるかもしれないとは思っている。


 覚悟はできている。


 いつのまにか最悪のことを考えながら生きるようになっている。

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