おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

お父さん、弁当作る!

 今日は待ちに待った社会見学の日。
 息子はすっかり復活したものの、私はまだ調子が戻らず、お父さんがお弁当を作ることになりました。


 健康チェック表に、「同居する家族に体調の悪い人はいない」という項目がなかったので、行かせてしまいました~(汗)


 さて、お弁当を担当することになったお父さん。昨夜帰って食事を済ませると、ハンバーグだけはと作り始めました。。ハウス食品の「ハンバーグヘルパー」なるものを買ってきて、ひき肉と混ぜて作ってました。私はこんな食品があるなんて知らなかったので、興味津々



 「独身時代、これを使ってハンバーグをよく作ったんだよね~」


 お父さん、懐かしそうに話してくれました。パン粉や乾燥タマネギ、香辛料、卵白粉が入っていて、便利そうですね~ 


 息子は病み上がりだからと、小さめのおにぎりを三つ握りました。具は塩じゃけだそうです。卵焼きも、ふだん全然料理なんてしないのに、手際よく作ってました。ブロッコリーも入って、彩りも栄養も満点です!



 なのに私ったら、朝、弁当をのぞき込んで
「おにぎり足りないんじゃない? 林間学校ではもっとたくさん食べてたよ」
素直に褒めればいいのに、どうしてこういう物言いをしてしまうのでしょうか。


「そういう言い方ないんじゃない。ねぎらいの言葉一つあってもいいんじゃない?


 たしかにそうです…。私、いつも重箱の隅をつつくように、ことあるごとにダメ出ししてます。今回もしかり…。


 子どもだった頃、具合が悪いのを言いに母の寝室へ入った途端、吐いてしまって、母からこっぴどく叱られたのを思い出しました。
「どうしてくれるのよ! カーペットに吐いちゃったら、眠れないじゃない!」
 母は、カーペットの汚れと自分が眠れないことに腹を立てて、具合の悪い私を心配するそぶりはまったくありませんでした。
 あの時、心底失望して悲しかった覚えがあります。


 母みたいにはなりたくなかったのに…


 結局、私も母と同じことをやってますよね。息子や夫がよくしてくれているのに、感謝やねぎらいの言葉一つかけてあげられてない。本当に申し訳ないです。


 見学から帰って来た息子は、
「あ~楽しかったあ~~ ハンバーグおいしかったよ~


 すぐにお父さんラインしたら、「」と色付き文字で返事がきました。お父さんの料理の腕前に感心したし、本当にありがたいと思いました。


 お疲れ様、お父さん! ありがとう♡