おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

李下に冠を正さず…

 本日の体重は、52.3㎏。1週間ほど風邪で体調を崩していましたが、今日は身体が軽くて思い切って5.3㎞走ってきました。


 やっぱり健康な時は、すいすい走れます。先週、先々週はちょっと無理してたから、足がおもかったんだなあ。風邪を軽く見てはだめ~ 治るまでは安静が一番ですね!


 昨日は、息子の公文の日でした。28日に算数F級修了テストを受けるということで、残りのプリントをいただき、解答書を借りてきました。


 教室に入ると、息子は間違いが多かったらしく、1時間半もプリントと格闘しておりました~


 後ろでお母さんが待っているのが鬱陶しいやら、プレッシャーで、集中できなかったらしい(笑)


 公文の宿題は、お父さんと私が検算して答え合わせをしたはずなのに…誤答が多く、


「なんでおかあとおとうで見てくれたのに、こんなに間違いが多いのー」
「ひどいじゃん~」


 と、さんざん八つ当たりされました(笑) やっぱりお母さんが見たプリントはミスが多かったらしい。お母さんは計算はダメダメなんだ…ちょっとショックでした(涙)


 帰宅後、息子は、お母さんのつくった漢字テストに取り組んでおりましたが…


 料理を作りながら息子の様子を見ていると、テストをやりながらパソコンスマホをいじっております~


 もしや…カンニングか???


と、近寄ってみると、私が出した「ふくそう」という言葉が検索された画面が目に飛び込んできました~


こら~ 何をやっとるのー


「テストの意味がないじゃないのー」


「えっ、違うよ ちがうよ~」


 そもそも担任の先生に宿題免除してもらって、代わりにお母さんが漢字テストを作って自主勉していたのに…。先生に対して申し訳が立たない。困ってしまったお母さんです。


 しどろもどろの息子に向かって、お父さんが


李下に冠を正さず、瓜田に履を納れずって知ってるか?」


 スモモの木の下で頭の冠を直せばスモモを盗んでいると疑われ、瓜田で靴を履きなおせば瓜を盗んだと思われる。誤解されるような行為はするなという中国の故事ですよね。


 ウチの子の場合、できなかった漢字を練習をするのがイヤで、本当にカンニングしてしまったわけですが、お父さんはそんな息子がついたウソもあえて信じたふりをして、そんな言葉をかけたのでした。


 お父さん、偉いわ~ ホント、尊敬するわ~


 「李下って何?」
 「瓜田って何?」


 お父さんは息子の質問に丁寧に答えていました。


 息子は、そんなお父さんの態度に恐れ入ったようで、これからはスマホやパソコンを見ないで自分の力で漢字を書くと誓いました~


 まあ、公文で1時間半も足し引き算にかけ算やわり算、大中小カッコが入り混じった問題で苦しめられた後で、疲れていたんだろうけどね…


 お父さんの愛にほだされ、反省した息子です~ 本当にこういう行為はもうこれっきりにしてほしいお母さんです!