おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

母の子育てをすっかり真似てる私…

 今日はスロジョグをお休みしました。疲労感が半端なくて、足腰が痛かったためです。でも、体重は52.6キロ~ ちょっと嬉しいお母さんです(笑)


 さて、学校でお友だちとのトラブルを起こした息子の件で、悩みに悩んだ私は、いろいろ原因を探りました。


 たどり着いたのは、やはり私の子育てのやり方でした。いつのまにか、あれほど嫌っていた自分の母と同じ育て方をしていたのです。


 心療内科の先生には、


育てられたように育ててしまうものなんですよ~


 子育てって親にとっては初めての体験なわけですよね。とくに第一子は。見本はといえば、とりあえず自分の親ってことになる。


 かつて、私の母のところには、いつも母の兄のお嫁さんから電話が来てました。
「中間テストの点はどうだった?」
「成績は?」
「進学先は?」


 たぶん、私が赤ちゃんの頃からそうやって従姉妹たちと競争させられてきたんだと思います。


 だから、毎日学校から帰ってくると
「勉強は? テストは? 成績は?」「だめでしょ、こんなことじゃ~」…


 私もいい子ちゃんだったので、一生懸命勉強したわけですよ。そうするとクラスではトップクラスの成績になるわけで…。


 そのうちに、勉強さえしてればいいんだみたいな気分になっちゃって、算数・国語・理科・社会以外の体育とか図工とかはもう見るも無残な成績でした。


 そんなふうに成長して、大学まで進学したところで、病気になって大きな挫折を味わいました。


 その挫折の時、気づけばよかったのですが、なんとなくコツコツやれば成功できるみたいな世界に足を踏み入れて、ありがたいご縁もあったりして、なんとか生きてこれちゃった。


 でも、実際のところは、親から自立できてなかった!


 それをいま息子を育てているなかで気づかされました。


 母がやってきたまんま、息子にも


「勉強は? テストは? 成績は?」


 ただ、幸いなことに息子は私の言うなりにはならない子でした。私みたいないい子ちゃんではなかった。


 それがせめてもの救いです。


 学校でのトラブルで、私はどうしたらいいのかよくわからなくなりました。眼底出血も悩みに悩んだ末の疲労かもと思ってます。


 最近、お父さんからも、子どもからも


「自分の価値観の押しつけはやめてくれ~」


 とか言われて、ホントにもうどうやって生きていったらいいのかよくわかりません。


 60歳手前のいい大人ですが、いま、私は未知の階段をワンステップ上ろうとしているところなのかもしれません。
 正直、どうなるか非常に怖い! お母さんはこの先、どうなるんだろ~(汗)