おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

公式のない四角形の面積

 駅前を通った時、ビルの一角にでっかくTKD塾の看板がありました。すると、息子が「TKD塾に入りたい! 授業がないんでしょ。いいなあ」(笑)
 TKD塾、炎上しちゃったら困るので、頭文字だけ表示してます…。わかる人だけがわかる…(笑)


 TKD塾って、小学生向けもあるみたいですね。中学受験する子向けですかね。「日本初!授業をしない塾」というのウリ。どういう教え方をしているのでしょうか。何かマニュアル(テキスト)があって、わからないところを質問すると、先生が答えてくれる方式なのかなと想像しています。


 そういう方式、私も受験生の時、受けてみたかった気がします(笑)


 ウチは、TDK塾ならぬお父さん塾です。今日も算数をやりました。テーマは平行四辺形や台形、ひし形みたいな公式がない四角形の面積の出し方です。
 

 上の問題は、正方形ABCDの面積を出します。わかっているのは、対角線の交点から角Dを結ぶ線の長さだけ。5センチです。さ~て、どうやりましょうか。


 これを算数が苦手なお母さんは、三角形ACDの面積の2倍と出しました。


すると息子が
もっと簡単なやり方があるよ~、お母さん。へへへ~
正方形はひし形の一種と考えるんだよ。だからABCDの一回り大きい正方形があると考えるんだよ」とお父さん。
父子の間でうなづきあっていて、二人してよくわかっている様子。ちょっと悔しいお母さんでした。


 下の問題は、対角線ACと対角線BDの長さがわかっている四角形。これも四角形ABCDを囲む一回り大きな長方形を思い描ければ、二つの三角形の和を出さなくても簡単に出せます。


 ウチの子、図形が得意なので、そのことにすぐ気がついてラクラク解いてしまいました。最小公倍数と最大公約数、分数はひどく手こずったのに…。
 算数も苦しい問題ばかりでなく、得意な単元があると、一息つけて助かります!