おかあさんの階段

10代の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

先生もびっくりのティッシュ入れ

 私は昨日のコロナワクチン接種の副反応で38度の高熱が出て、一日寝ていました。4時過ぎに息子が帰ってきて、


「これ、作ったよ~~」


 見せてくれたのは、手作りのポケットティッシュケース手芸クラブの時間に作ったそうです。45分の間に、一人で布を切って、縫って完成させたそうです。これを見て、お母さんはびっくり仰天して、起き上がることができました(笑)



 手芸クラブの先生も、
「これ…、あなたが…?」
 と言ったきり、言葉を失っていたそうです。


 型紙があったのかと思ったら、なんと既製品のポケットティッシュ入れを見ながら、展開図を想像して作ったといいます。縫うときも、縫い目が見えないようにするにはどうすればいいのか考えながら、布をひっくり返して縫ったそうです。教わったわけではないと息子は言い張りますが、にわかには信じがたい…。


 先生は、細長い布切れを子どもたちに配布して、
「好きなものを作ってみなさい」
と言っただけだったとか…。


 自分一人で考えて作ったとしたら、すごい! 私は裁縫が苦手なので、本当に息子に脱帽です♡


 夕飯の後は、社会見学で訪ねた農業機械メーカーでもらってきたというペン立ての製作キットを、ものの数分で組み立ててしまいました~。お父さん、出番なし。見ているだけでした(笑)



 手先が器用なので、将来はモノづくりの世界に進むのかもしれません。最近は、縫製工場など、モノづくりの現場で職人さんが高齢化などで激減しているそうで、いつまで国内産が作れるかというところまで来ているとか。うちの子みたいなのが、そういう技術を継承していければいいかもしれません。儲かるかどうかはわかりませんが…。


 建設業界にも興味があるし、デザインもやってみたいし、実際にモノを作るのも好きだし、いろいろ夢が広がってうらやましいです。若いっていいな~~