おかあさんの階段

中学生の息子をもつアラ還主婦の日々の思いを綴ります。

今日は稲刈りだ!

 今日は稲刈りの体験学習があります。


「ウチは稲刈り鎌ってある?」
「農家じゃないからないよ~」
「じゃあ、学校で借りるね」


 長袖・長ズボンの運動着を着て、長靴履いて出かけていきました。


 通学路にも、稲刈りを待つ田んぼが広がってます。

 私も小学生時代、田植えと稲刈りやりました。もう50年ぐらい前だけど、田んぼの体験学習って令和になっても続いているんですね。驚きです!


 来週は林間学校があります。
 私も5年生の時、キャンプファイヤーや飯盒炊さんやって、寝るときは枕投げして遊んでそりゃもう楽しかったですけど、今の子ってあんまり行きたがらないんですね。


 コロナ禍だから、夕食は黙食、飯盒炊さんのカレーはレトルト、寝るときも友だちと会話なんかしちゃだめなんだそうです。(子どもたちの部屋の隣室で先生が寝る=監視するらしい)ダメダメだらけの高原学校で、行く前からもう意気消沈です。


 林間学校が終わったら、音楽発表会も待っています。学校から帰ると、パート練習の宿題があります。音符が読めない友だちは、たぶん地獄だと思うと息子。


 なんでこんなに行事が多いんでしょうか?

 体験学習や行事は、受動的学習より能動的学修と言って、子どもの教育にとってものすごく効果的らしいんだけど、テーマをもっと絞ってやった方がいいんじゃないかな。
 しかも、中身が昭和の頃と全く変わっていないというのもどうなんでしょう。


 もちろん農業体験や林間学校を否定するつもりはありませんが…。
 算数・国語・理科・社会の教科書が厚くなり、英語やプログラミングも追加になり、詰め込み教育に傾きつつある今、行事の数や内容をもう少し見直してもいいんじゃないかと思います。


 いくら子どもは元気と言っても、疲れも溜まるだろうし、学びのための伸びしろがなくなってしまう気がするのですが…。