忘れ物届ける? 届けない?
今朝、息子は1週間ぶりに学校へ行きました。夫と子どもを送り出してやれやれと思いながら、朝ドラでも見ようかとリモコンに手をかけたその時、リモコンの下になんと週末にがんばった宿題のノートが…。
何やってんだ、息子⁉
忘れ物を届けるべきかどうしようか、ちょっと悩みました。
ふと、思い出したのが息子が通うサッカー教室のニシコーチの本ニシコーチの子・育つサッカー | 西村 岳生 |本 | 通販 | Amazonの中の言葉。
「必要不可欠なこと以外、親は手を出さない方がいい。それが子どもの成長には、とても大切なのだから」
たぶんニシコーチなら、届けないだろうなと思いました。
ただでさえ一人っ子で過干渉気味な我が家。放っておこうかどうしようか迷いました。
でも、先週1週間欠席した息子。こんなことは小学校生活始まって以来の出来事でした。
授業についていけないかもしれないと恐怖を感じながらも、勇気を振り絞って登校していった息子…。
ランドセルを背負う時、急に咳がたくさん出て、「行きたくないよ、おかあさん!」という心の悲鳴が聞こえてくるようでした。
よし! 今回だけは届けようと決心。A4の紙袋に宿題を入れ、おもてに先生宛のメモを貼り付けました。
「この週末親子で宿題に取り組みました。とてもよくがんばったので、どうかランドセルに入れ忘れたことを叱らないでやってください。よろしくお願いします」
学校の玄関で事務の方に先生に渡してくれるよう頼みました。事務の方は、表に張り付けてあるメモを見て、にっこり。すぐ教室へと向かわれたようでした。
午後4時10分。息子は走って帰ってきました!
「学校、どうだった?」
「楽しかった~ 宿題ありがとう。助かったよ、マジで」
じつは内心、不登校になっちゃったらどうしようかとドキドキして、仕事に集中できなかった私。息子のいつも通りの元気な声を聞いて、安堵しました。
ああ、よかった~